独身は老後が寂しくて寂しくてたまらなくなるって言いますけど、実際どうなんでしょうね。

実利的な意味で言えば、たとえ老老介護でも面倒を見てくれる人が居れば相当助かるでしょうし、子供がいればさらに安心でしょう。
家族は助け合うものという前提を土台に建てられた将来設計ですが、まぁよほどヘマを扱かない限り予想図通りの安心安堵な老後を迎えられるかもしれません。

けれど――けれども。
それはそこに至るまでの努力や苦労、その他支払った様々に見合うものなんでしょうか。

などと損得勘定を持ち出したら話が泥沼化するので一旦リセットしましょう。


老後に一人が嫌だから結婚するっていう人の話もたまに聞きますが、それはそれでなんか不純に感じません？
世に蔓延る恋愛至上主義に毒され過ぎかしらん？


まぁ。
なんだかんだ弁を弄しても結局のところの本音はひとつなわけで。


『独身貴族は楽すぎてこのぬるま湯から抜け出せる気がしない』
これに尽きるってわけ。